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21種類の雑穀をブレンド
おいしい雑穀21
- 21種類の雑穀
- 国産原料100%
- こだわりのオリジナルブレンド
- モンドセレクション受賞

現代の日本の食生活では、食の欧米化の影響による栄養の偏りが良く指摘されています。また不規則な食生活、外食の多い食生活、加工食品やインスタント食品の多用などによる栄養の偏りも、問題視されています。さらに食品に含まれている栄養素そのものが低下してきていることも指摘されており、食生活をめぐる問題は、わたしたちに大きな影響を及ぼしているといっても過言ではありません。
この食生活のバランスを改善するために注目されているのが「雑穀」です。
それでは雑穀とは何でしょうか?精製(精白)していない穀類、お米以外の穀類のようなイメージがありますが、農学的分類では「主穀ではない穀類の総称」となります。ここで言う主穀は米・小麦・大麦などを指すことが一般的で、雑穀はそれら以外のものとなり、さらに狭義ではイネ科のキビ亜科に含まれるものとなります。
しかし業界団体である日本雑穀協会では、農学的分類や判断は尊重しつつも「雑穀は日本人が主食以外に利用している穀物の総称」と緩やかに定義しています。その結果、現代の日本人の主食である白米を除いた、キビ、アワ、ヒエ、モロコシ、ハトムギ、オオムギなどイネ科作物、イネ科以外のソバ、アマランサス、キノア、ゴマに加え、ダイズやアズキなどのマメ類、また、普段食される機会の少ない玄米や発芽玄米などが広く雑穀とされています。

伝統的な食生活の主役は雑穀
稲(米)、小麦、トウモロコシは世界の三大穀物として、各国で栽培されて主食として日常的に用いられています。しかし、この三大穀物に依存した食生活のスタイルは、実は非常に最近のスタイルであり、古くから続く伝統的なスタイルではありません。伝統的な食生活では、より多種多様な穀類を栽培して、それらを上手に食生活に取り入れていました。
広い範囲で栽培され、各国で主食として日常的に食されています。しかし、これら主要穀物にのみ依存した生活を古くから続けていたわけではなく、最近定着した生活様式にすぎません。伝統的には、もっと多種多様な穀物を栽培し、それらをうまく利用した食生活に生活の基礎をおいてきました。
多種多様な雑穀が栽培されてきた理由ですが、
1. 土壌や気候条件などが不良な土地でもよく生育する。
2. 栽培が容易で、絶対的な収量は少ないものの、安定した収穫が得られる。
3. 長期間の保存に耐える作物であり、不作の年の救荒作物としての役割を果たせる。
4. 穀粒のまま調理する、粉に挽いてから調理する、また地酒造りの原料にするなど、様々な利用方法が確立している。
5. 高い栄養価を持つ。
6. 農業にまつわる祭事(収穫祭など)に、供え物として用いられている。
といった様なことが理由として挙げられます。
雑穀は食料としての利用だけではなく、人類の文化にも密接に関係した文化財としての一面もある存在なのです。
日本における雑穀の歴史
日本における雑穀の利用ですが、約5,500~4,500年前となる縄文時代中期の遺跡からヒエやオオムギの種が採取されるなど、遥か古くから雑穀が栽培されていたことが分かっています。日本最古の歴史書「古事記」にも、稲・粟・麦・小豆・大豆が“五穀”と記されています。まさに太古から、雑穀は日本人の食生活に密着した存在であったのです。
しかし、第二次世界大戦後のアメリカ主導による食糧政策の影響により、日本人の食生活は大きく変化を始めました。それは食の価値観の変化を伴う大きな変化であり、その結果、雑穀を食するという伝統は急速に廃れていきました。また雑穀を栽培する面積も、100年前と比べると1000分の1以下にまで減少しています。
見直される雑穀
飽食の時代と呼ばれる現在において、食の原点に立ち返り食生活を見直そうとする動きや考え方が拡がるようになりました。これは食や健康に対する意識の高まりであり、それに伴い雑穀も再び脚光を浴びるようになりました。雑穀の持つ高い栄養価や機能性、多様性に注目が集まるようになり、様々な調理方法なども紹介されるようになってきています。また焙煎や保存技術の向上により、多くの人が「あまり美味しくない、不味い」と感じていた「味」も向上して、雑穀の再普及に弾みをつけています。
現状では、日本国内で流通する雑穀の約90%が、中国をはじめとする外国で栽培・生産されたものになっていますが、僅かずつではありますが国内の栽培面積にも増加がみられています。食料自給率のアップという大きな観点からも、日本国内における雑穀栽培の増加が望まれています。
雑穀を食べよう!
雑穀は種類によっても異なりますが、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどを含んでいます。最近は味や食感も大きく改善されており、お米に混ぜて炊いたり、他の食材と組み合わせることで料理のバラエティを広げることができます。また雑穀の粒の大きさやそれぞれの食感が異なるというところは、料理にアクセントを加えることが出来ます。
人間のカラダを作り上げて命を保つのは、毎日の食事が基本であり、決して欠かすことが出来ないものです。この食事に太古の昔から食されてきた雑穀を上手に取り入れるのは、大変素晴らしいことだと言えるでしょう。

サンライフの「おいしい雑穀21」は、美味しさと安全・安心を追い求めて完成させました。使用する雑穀原料は、美味しさと品質にこだわり、厳選した国産の雑穀のみを使用しています。また穀類で心配される残留農薬に関しても、残留農薬ポジティブリスト制度に対応した分析を実施して、安全性の確認を実施しています。


- 希望小売価格
- 30包/4,050円(税抜価格3,750円、消費税額等300円)
- 内容量
- 30包/600g(20g/包×30包)
- 原材料
-
- 黒米、押麦、もち白米、丸麦、黒大豆、小豆、米粒麦、胚芽押麦、発芽玄米、もち玄米、うるち玄米、もちきび、もちあわ、赤米、緑米、とうもろこし、はとむぎ、うるちひえ、アマランサス、黒ごま、白ごま
- アレルギーについて
- 本製品には以下のアレルギー物質が含まれます。
※本製品は「小麦」を使用する製品と同一ラインにて製造しています。
- 栄養成分表示
- ※製品1包(20g)あたり
- エネルギー
- 70.3kcal
- たんぱく質
- 2.50g
- 脂質
- 0.94g
- 炭水化物
- 13.80g
- ー 糖質
- 12.12g
- ー 食物繊維
- 1.68g
- 食塩相当量
- 0.003g
※天然由来の原料を使用していることから、製造ロットにより数値に差異が生じることがあります。
※製品の製造時期等により、製品パッケージに記載の項目や数値が異なる場合もございます。
- お召し上がり方
- 御利用上の注意
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- 原材料を御確認の上、食品アレルギーのある方は利用しないでください。
- 体質に合わないと思われる場合は、御利用を中止してください。
- 誤飲事故防止のため、乳幼児の手の届かない場所で保管してください。
- 賞味期限の過ぎた製品は利用しないでください。
- 炊飯時に吹きこぼれが起きますと、蒸気口が詰まることがあります。吹きこぼれが起きないよう、1回の炊飯量を少なめに調整してください。
- 必ず加熱してお召し上がりください。
- 本品は天然由来の原材料を使用しておりますので、色や風味にばらつきがある場合がございます。
- 小豆、黒大豆は食べやすくするため加熱処理をしてあります。そのため表皮が剥がれたり、割れたりしているものがありますが、品質に問題はございません。
- 品質保持のため、個包装内に「窒素ガス」を充填しています。個包装を開封した後は、なるべく早くお召し上がりください。